女子はむきむきにならないのか?
むきむきかどうかということには皮下脂肪量が大きくかかわっており、皮下脂肪の少ない人はむきむきに見えてしまうということもあります。
先に結論から言いますと、個人差はありますが女性は筋肉がとても付きにくいです。
それは男性ホルモンの影響によるものが大きく
もし、4番の様なカラダになろうとするならば、時間的に5年くらいはかかります。
その5年の間も週に3~4日、常に負荷をあげていき、その上食事管理、栄養管理をしてこそ出来上がるカラダです。
4番のボディビルダーまでになる過程で、1番の細いけど筋肉が見えていないカラダや2番のモデルのようなカラダ、3番のような美しい筋肉質なカラダがあると考えてください。
(3番と4番の間の手頃な写真がなかったので、貼っていませんが3番と4番には期間的にも何年というくらい雲泥の差があります)
筋肉は、筋トレを行ったからといって次の日にむきむきになることはないです。
だんだん筋トレをやっていく過程で自分の理想とする体型になった所で、負荷を増やさないで行うと、その今ある筋肉以上筋肉はつくことはないので、その体型、筋肉量を維持することが出来るということです。
2011.09.07 カタボリックをくいとめろ!!
このブログを読んでくれている人は多少なりともダイエット、ボディメイクに興味のある人だと思っています。
その方たちの多くは、今までに何かしらのダイエットをやったことがあると思います。
そして、リバウンドの経験もあると思います。
ダイエットといえば、ランニングやウォーキング、エアロバイク等の有酸素運動で消費カロリーをあげるか、
逆に食事制限で摂取カロリーを減らすかするしかないと思って、
なんとか「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を作り出そうとしてます。
これはこれで体重を減らすには間違いではないですが、リバウンドします。
それはなぜか?
有酸素運動でもカロリーばかりを気にした食事制限でもカタボリックが起きているからです。
カタボリックとは、異化というやつです。筋肉を分解して、それをエネルギーに変えています。
ということは、筋肉が減ります。筋肉が減るということは、基礎代謝が落ちます。
基礎代謝が落ちるということは、脂肪をため込みやすいカラダを作っているということです。
で、最終リバウンドとなります。
ちなみに、有酸素運動か食事制限でダイエットして5キロ減ったとします。
そして、リバウンドして元の体重に戻ったとします。
その中身はなんでしょう?
最初の減った5キロの内、半分は脂肪あと半分は筋肉です。
で、リバウンドで戻った体重5キロのほぼすべてが脂肪です。
体脂肪率のみがあがった元の体重になってしまい、やらない方がマシという結果になってしまいます。
もともとあった筋肉を維持、もしくは増やしてなるべく体脂肪のみを減らしダイエットを成功させるには、筋トレが
必須なのである。
2011.09.10 30歳前後から毎年1%・・・
昨日三宮のジュンク堂で本を買い、その後、とある喫茶店でお茶していると隣に座っていた50代くらいのご婦人集団の一人がこんなことを言っていました。
「私今まで何もしていないけど昔と全く体重が変わっていないのよね」
私は思いました。本当に何もしていないのなら体脂肪率は必ず増え、体型は崩れていると・・・。
私の見解はこうです。本当に何もしていなかったらという前提で読んでください。
筋肉は30歳を境に毎年1%ずつ減っていくと言われています。
若いころと食べる量が変わっていないのに太っていくのはそのせいです。
今50歳代くらいだったので30歳のころから比べると20%は筋肉は減っていると思います。
そのご婦人は、身長が160センチくらいで細身(50キロ弱くらいかと)でした。
一般に30歳の女性の筋肉量は体重の約35~40%です。
この婦人の方の30歳の頃の筋肉量は体重50キロ×0.4で筋肉量が20キロあったと推測できます。
その20キロあった筋肉量が毎年1%ずつ減っていったとすると、20キロ×0.8で16キロ。
4キロも筋肉は減っていると思われます。
4キロも筋肉は減ったのに昔と体重が変わらないということは4キロ脂肪がついたことになります。
同じ4キロでも筋肉と脂肪では比重が違います。筋肉より脂肪の方が見た目が1.2倍くらい大きいです。
ということは、このご婦人は若い時と比べて体重が変わっていなくても筋肉が減って脂肪が増えた分、丸みを帯びたということです。
かつ、脂肪は筋肉とは違い引力に逆らえません。ということは、体型も若い時と比べ明らかに崩れてる。
というのが私の見解です。
しかし、若いころと体重が変わっていないのはすごいことです。
そのご婦人はオシャレで上品で美意識も高そうだったので、こっそり何かをやっているのかもしれませんね^^
2011.09.15 【ボクサーみたいな・・・】
よく女性の方でボクサーみたいな減量というか、ダイエットをしている方がたくさんおられます。
ある日を境にいきなり「よし!今日からダイエットだ!」と決心して
食事量を一気に減らし、頑張って毎日有酸素運動!!
10日で5キロくらい一気に落とし、目標としていた数字に達すると、満足感でもう次の日から何もやらない。
というかやる気が起こらない。今まで我慢していた気持ちが一気に噴き出し・・・。
決心しないと始められないという気持ちもわかりますし、やったからには早く結果を出したいという気持ちもわかります。
それだと、全くもってボクサーと同じです。
ボクサーは、決められた日時に決められた体重を作らなければならない。
ある程度は、試合の日のコンディションのことなどを考えるが、
体重を作ることが出来なければ、試合が出来ないのでコンディションは二の次になる。
要はボクサーは体重が落ちれば基本的に何でもよいのです。
落ちなければ、利尿剤を使う人や血液を抜く人などもいるくらいです。
当たりまえのことですが、キレイに健康になるためのダイエットはそれではいけません。
ダイエットに成功し、それをなるべくは一生維持できるようにしなければなりません。
そうするためには、なるべく心やカラダに対するストレスを軽減できるような方法を選ぶべきです。
よく聞く話で、「25歳くらいから毎年1キロずつ太ってきて10年で10キロ体重増えた」などということを
誰しもが聞いたことがあると思います。
まさにそこです!10年かけて付いた10キロという脂肪を1ヶ月や2カ月くらいで落とそうと思うこと自体に無理があります。
やはり、ある程度長い目で見て、トレーニングやカラダの変化を楽しみながら
カラダを作っていくことが心にもカラダにも良いと僕は思います。