加圧トレーニングとは?
簡単に説明いたしますと加圧トレーニングとは、腕や脚にセンサーを内蔵した専用のベルトを巻き、専門のトレーナーが個人に合った適正な圧力を加えて血流量を制限してトレーニングを行う方法です。
血を止めてトレーニングしても大丈夫? と思う方もいますが、
加圧トレーニングは専用のベルトで「適正な圧力」をかけて血流を制限しているのであって、止めているわけではないので問題ありません。
ベルトをむやみに強く締めても、緩く締めても効果がない所か危険なので自己流では絶対に行わないでください。
加圧トレーニングは専用のベルトと適切な圧力をベルトにかけられる指導者の管理の下、行う事が必要です。
低負荷、低強度、短時間のトレーニングですので運動経験やトレーニング経験のない方、高齢者でも問題なくできます。
加圧トレーニングを実践している方の声
○ お腹周り(くびれ部分)と太ももの内側が引き締まりました。(20代女性)
○ あきらかに疲れにくくなりました。(30代女性)
○ 体のラインがかわってきて、まわりからも「痩せた?」と言われます。(20代女性)
○ あまり汗をかかなかったのに、トレーニング中すごく、汗をかくようになりました。(20代女性)
○ 肩こりが気にならなくなりました。(40代女性)
○ 体型が引き締まってきた。(40代男性)
○ 生理不順が治りました。(30代女性)
○ 一日中ベビーカーを押していましたが全然疲れませんでした。(30代女性)
○ 会う人会う人に「痩せたね」と言われます。(30代女性)
○ 孫と一緒にお風呂入った時に「お腹クビれてるね!」と言われました(60代女性)
○ 昔のスカートが履けました(40代女性)
○ ドライバーでの飛距離が2~30ヤード伸びました(40代男性)
会員様からこのような嬉しいお言葉もいただいています。
トレーニング体験を終えて
○ とても丁寧・親切な対応でした。
○ 2回目が終わりました。少しハードになってきたかな。確実にここ使ったなぁという筋肉痛が心地よいです(笑)
○ まだ2回しか通っていませんが、効果は大きいようです。 1ヶ月後が楽しみです。
○ 加圧の内容が少しわかった感じがします。しかし、きつかった!丁寧な指導で安心できました。
○ マンツーマンで、個人に応じた満足なプログラムで体験させていただきました。先生に言われた通り、筋肉痛で大変でした。次のレッスンまでに、宿題をがんばりたいと思います。宜しくお願いします。
○ 技術・対応どれも好感が持てる方でした。
加圧トレーニングで成長ホルモン多量分泌
加圧トレーニングを行うと成長ホルモンが多量に分泌されます。(東大の研究では安静時の約290倍も分泌されたという研究結果があります)
これは加圧トレーニングを行うことにより加圧ベルトより下の部分の筋肉に多量の乳酸が発生し、脳が大きな負荷をかけられたと勘違いしてしまいます。
その多量に溜まった乳酸が脳の下垂体から多量の「成長ホルモン」を分泌を促してくれるのです。
ということは、乳酸が多く発生すれば、それだけ脂肪分解効果も上がるわけです。
「加圧トレーニングをする」→「乳酸が溜まる」→「脳が騙される」→「成長ホルモンが分泌される」→「脂肪分解効果が上がる」という流れです。
その成長ホルモンの働きが、加圧トレーニングの後、体を数時間にわたって体脂肪分解させ、燃やしやすい状態にしてくれるのです。
さらに加圧トレーニングによって分泌された成長ホルモンは、加圧した腕や脚だけでなく、血流に乗って全身に行き渡るので、全身の脂肪を分解し、同時に加圧トレーニングの前に行うウエイトトレーニングで刺激した筋肉にも作用し筋肉をアップしてくれるのです。
加圧トレーニングを行うとダイエット効果があるのは、成長ホルモンのこういった作用によるものなのです。
そして加圧トレーニングによるダイエットは、 成長ホルモンの作用で程よく筋肉のついた太りにくいカラダを手にいれることができます。
加圧トレーニングのメリット(全員におきます)
1 シェイプアップ・ダイエット!!
基礎代謝量がアップするほか、成長ホルモンの分泌が盛んになり、体脂肪分解効果があります。
2 アンチエイジング・美肌!!
成長ホルモンは新しい細胞を作ることを命令するホルモンです。
筋肉はもちろん、肌、髪、爪、骨などあらゆる細胞の合成に働きかけます。
これが若返りホルモンと言われる理由です。
3 血行促進!!
加圧状態での運動を行うと、体内で一酸化窒素(NO)が発生します。
これは血管内皮機能を改善させ、血管の弾力を出し、血管年齢を若返らせます。
これが加圧トレーニングで若返り作用を起こすもう一つの理由です。
4 筋力アップ!!
加圧トレーニングでは軽いおもりを使ってトレーニングを行います。
血流制限の影響で、高齢の方でも筋力アップされた研究結果があります。
5 回復力アップ!!
成長ホルモンによって、筋肉や人体の修復が早まると考えられています。
日常の疲労感、ねんざや骨折などの早期回復が期待できます。
加圧トレーニングのデメリット(全員におきるわけではない)
加圧トレーニングをより深く理解していただくため知っておいてください。
1 点状出血
加圧ベルトを巻いたところから下に起こる皮下出血。
通常2~3日で消えるが、消えにくい人もいますが、点状出血による健康上の問題はありません。
2 一過性脳貧血
特に脚の加圧中になりやすく身体の血液が脚に溜まることで、頭まで戻ってくる血液量が減少することなどが原因です。脚を高くして横になるなど対処すれば数十分で回復いたします。
3 一時的な消化不良
食事の後など消化のために胃に送られる血液量が低下するため、機能低下を引き起こしたりすることもあります。
ですので、トレーニングの2時間前には食事をすませておいてください。
加圧トレーニングのメカニズム
加圧トレーニングのメカニズムの説明をする前にちょっと簡単に筋肉の説明をしますね。
筋肉は大きく分けると赤い筋肉と白い筋肉があります。
赤い筋肉(遅筋)=パワーは弱い、酸素を使って活動できる、活動時間が長い、育たない、魚でいうとマグロやカツオのような赤身魚
白い筋肉(速筋)=パワーが強い、酸素は使わない、活動時間が短い、育つ、乳酸が出る、魚でいうと鯛やヒラメのような白身魚
人間の体にはこの遅筋と速筋が混ざり合っています。
筋肉をかなり大雑把に説明するとこんな感じです。
加圧トレーニングは、腕や脚にセンサーを内蔵した専用のベルトを巻き、専門のトレーナーが適切な圧をかけることによって、血流を適度に制限した状態で行うトレーニングです。
ベルトを巻いた所より下の筋肉(腕なら力こぶや二の腕)の血流を適切に制限しその部分に負荷を与えてやることにより、その部分の乳酸濃度が高まり、それに伴って成長ホルモンが多量に分泌されます。
トレーニングの負荷は軽いため、まずは遅筋(赤い筋肉)が活動します。そして血流制限をしているのでだんだんと酸素が供給されなくなり動かなくなります。
それから乳酸がでる速筋(白い筋肉)が使われることによりしっかりと速筋も鍛えられるというわけです。
わかりましたか?
成長ホルモンとは?
成長ホルモンって聞いたことがありますか?
成長ホルモンは、人間の成長に関する作用と代謝をコントロールするという働きをもち、まさに人の体を作り上げるという源になるホルモンで、骨を伸ばしたり筋肉を成長させたりする働きがある細胞や器官に、成長ホルモンが働きかけることによって、細胞の増殖・成長を促進させると言われています。
つまり筋肉や骨などの成長を助け、肌をきれいにする効果があるホルモンということなんです。
ということは、子供が成長するときに一番多くつかわれる成長ホルモンですが、この細胞の増殖・成長を促進させる働きがアンチエイジングという観点からも大いに効果があるのです。
若さを保つ秘訣のキーポイントは成長ホルモン
「人は年をとるから老いるのではなく成長ホルモンの分泌が減少するから老いるのである」
アンチエイジングには欠かせない成長ホルモンですが残念ながら、子供から大人への成長期のピークが終わると徐々に分泌量が減ってしまいます。
そして、40代を過ぎるころには成長期の約4割減にまで・・・。
この減少が老化現象として私たちの体に出てきます。
なので、老化防止にはなるべく一生を通じてできるだけ成長ホルモンが分泌されやすい体を作り出していくことが重要な課題なのです。
成長ホルモンの効果
成長ホルモンの効果は、子供が大人へと成長する時の体づくり(身長、筋肉、骨)を促進することが代表的な効果とされています。
そして大人にとっても 「若返りホルモン」という呼ばれ方をされ、成長ホルモンは細胞の生まれ変わりを活発にするという効果があるんです。
細胞の生まれ変わりが活発になると、身体の各機能を若返らせることに期待でき、もうすでに成長ホルモンの体内量を増やすことによって、様々な部分の若返り効果がすでに立証されています。
肌の老化は、肌細胞の老化ですから、まさに成長ホルモンはこの肌細胞の生まれ変わりを活性化させ、細胞の老化、機能の低下を抑制する効果があるということです。
まさにアンチエイジング!
さらにはより内面の老化現象を抑え込む働きがあるとされています。
例えば、老化現象が進むと、身体の抵抗力が弱くなってきます。そのため病気にかかりやすくなったり、体調を崩しやすくなりますね。
成長ホルモンの量を増やすことによって、免疫機能を向上する効果が期待され、また身体の各器官の機能を強化することもできます。
つまり成長ホルモンの効果は若々しい健康な体を維持するために欠かせないものということです。
年齢と共に減少していく成長ホルモンですが、一生を通して一定量は体内に分泌させたいものです。
成長ホルモンが通常時の290倍
成長ホルモンは、常に分泌されているわけではありません。
では、成長ホルモンが分泌するタイミングっていつか知ってますか?
そうそれは、睡眠中とトレーニング後。
成長ホルモンは分泌される時間帯が決まっているという特徴があるのです。
睡眠中は熟睡してから3時間~4時間ぐらいまでの睡眠中です。
とくに23時~2時までの深夜の時間帯にピークを迎えるようです。
そして、トレーニング後これはトレーニングによって傷ついた筋肉を成長ホルモンが修理しようとして分泌されると考えられているからです。
適度な運動と十分な睡眠が若々しい体に必要だとされるのは、この成長ホルモンの分泌がなされる時間を作るからといえます。
ちなみに加圧トレーニング後には通常の290倍もの成長ホルモンが分泌されたという結果もあるほど!
ちなみにダイエットの代名詞と言えるウォーキングやランニング。
残念なことにそれらの運動は成長ホルモンの分泌を抑えてしまいます。
しかし、加圧トレーニングのあとに有酸素運動を行うと・・・。
もうわかりますね。
成長ホルモンの影響で脂肪の分解が促進してるんです!!
ということは、脂肪がよく燃えやすくなっているんです!
そのためには、正しいトレーニングを行う必要があります!
成長ホルモンを多量に分泌させるには
運動によって成長ホルモンを分泌させるためには
① ダンベルやバーベルを使って10回~15回しかできない重さでトレーニング
② 乳酸が簡単に溜まるトレーニング(加圧トレーニング)
SmartStyleではこれら2つのトレーニングを行います。
ランニングやウォーキングなどの有酸素運動では分泌されないわけではないですが効果薄・・・。
加圧トレーニングは血流を適度に制限することによりベルトから下の乳酸の濃度を高め多くの成長ホルモンを分泌させることができます。
正しいトレーニング指導ができる人と正しいトレーニングをすることが美容やアンチエイジング、シェイプアップへの一番の近道です。